エメラルド(EMERALD)について
エメラルドは、べリルという鉱物に属します。
鉱物名 ベリル
和名 翠玉(緑柱石)
誕生石 5月
硬度 7.5~8.5
宝石言葉 幸運・幸福・清廉
語源 smaragdos(古代ペルシャ語)「緑の貴石」の意
色 緑碧色
エメラルドの産出地について
南極以外の六大陸で産出されています。
良質なエメラルドはザンビア、ブラジル、ジンバブエ、マダガスカル、パキスタン、インド、アフガニスタン、あるいはロシアからも産出されています。
【コロンビア産】
コンロンビア産は最も産出が多く、最も素晴らしい品質のものが産出されています。
コロンビア産は柔らかな美しいグリーンでそれはクロム元素に起因しています。
特にコロンビア産でもムゾー鉱山のものはとても貴重なカラーストーンのひとつです。
【ザンビア産】
ザンビア産は無処理の多い産地としても有名です。エメラルドは宝石の中で一番傷が多いと言われ、
面キズと呼ばれる内部から表面に出てくるわずかな亀裂にオイルや樹脂などを浸透させてより美しく見せるオイル加工をほどこします。
その加工処理をしているとエメラルドは経年劣化をおこしてしまいますので、無処理のザンビア産はとても貴重なものとなります。
とはいえ、ザンビア産でもオイル処理されたエメラルドもあります。
【ジンバブエ産】
ジンバブエ・サンダワナ鉱山のエメラルドは小粒の王様とも形容され、カット後の平均重量は0.08ctと小粒になります。
他の産地では小粒にすると淡い色になってしまいますが、こちらのエメラルドは黄色みのグリーンで独特の美しい色をしています。
その一方で大粒のサンダワナ産は透明度が低くあまり美しくないとも言われています。
エメラルドの語源
エメラルドの語源はスマラグドス-smaragdos(古代ペルシャ語)「緑の貴石」と言われています。
エメラルドには数千年の長い歴史があり、1818年にはエジプトのクレオパトラ鉱山で所在が確認されており、そのころは淡い半透明のエメラルドが産出されていたと言われています。
その後16世紀終わり頃にコロンビアのエメラルドがヨーロッパに持ち込まれ、エメラルドの歴史は変わりました。
エメラルドのオイル・ノンオイル処理の違い
エメラルドは最も傷が多いと言われており、その傷を綺麗に見せるために天然の樹脂をエメラルドに染み込ませるとういう処理が2000年近く前から行われていました。
現在は合成樹脂などで加工処理をしています。
この処理をすると新品時点では見た目もよく綺麗に見えますが年数が経つとオイルが蒸発し傷が目立ってきてしまいます。
そうなっては宝石の本来ある永遠の輝きとは程遠くなってしまいます。
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